【助産師監修】産後退院までに知っておきたい5つの大切なこと

  • 助産師が伝えたい、退院前に知っておきたい5つの大切なこと

フォトこねこ撮影の赤ちゃん

はじめまして!小さなあなたに、会えた日

【はじめに】

はじめての出産を迎えるママにとって、産後の生活は未知の世界。

「入院中はどんな風に過ごすの?」「退院後、ちゃんと赤ちゃんのお世話ができるかな…?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

私は柏市・流山市・野田市・春日部市・境町・つくばみらい市周辺の産院で勤務する、現役助産師です。
これまで多くのママたちの産後のケアと赤ちゃんのお世話をサポートしてきました。
また現在は、助産師としての視点を活かしながら、新生児専門の出張ニューボーンフォト撮影も行っています。

このページでは、初めての出産を迎えるママたちに向けて、
**「産後退院までに知っておきたい大切な5つのこと」**を、わかりやすく、やさしい言葉でお伝えしていきます。

 

産後の不安を少しでも和らげ、赤ちゃんとの大切なスタートを安心して迎えられるように――。
ぜひ、リラックスしながら最後まで読んでみてくださいね。

  • 産後すぐの入院生活ってどんな感じ?【助産師が解説】

入院中で産院着の赤ちゃん生まれて間もない赤ちゃん

出産を終えた直後のママの体は、フルマラソンを走りきった後と同じくらい、大きなダメージを受けています。ですが、産後入院中の病室では、ゆっくり休むだけではありません。授乳や赤ちゃんの体重チェック、ママ自身の診察など、「意外とやることが多い」と戸惑うママも少なくありません。

一般的な産後入院中の1日の流れは、次のような内容が中心になります。

  • 授乳(おおよそ3時間おき)

  • 赤ちゃんの健康チェック

  • ママの体調チェックや診察

  • 沐浴指導・育児指導

  • 面会対応、赤ちゃんとのふれあい時間

特に、授乳は昼夜問わず3時間おきに行うため、疲れが溜まっていてもなかなかまとまった睡眠がとれません。「こんなに大変なんだ」と実感する方も多いでしょう。

でも、安心してくださいね。この産後入院の期間は、ママが赤ちゃんとの生活リズムに少しずつ慣れていくための“リハーサル期間”でもあるのです。

はじめての育児に、わからないことがあって当然です。助産師や病院スタッフは、ママをサポートするためにいますので、どんな小さなことでも遠慮せず質問してください。

私自身、現役助産師として、入院中のママたちから「これって聞いてもいいのかな?」という声をたくさん聞いてきました。本当は、“なんでも聞ける時間”でもあります。安心して、少しずつ赤ちゃんとの暮らしをスタートさせていきましょう。

柏市・流山市・野田市・春日部市・境町・つくばみらい市周辺で出産予定のママたちも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 退院前に聞いておきたいこと【助産師がアドバイス】

助産師撮影のニューボーンフォト赤ちゃんのおへそ

「お臍は、赤ちゃんのはじまりの記憶。」

― じつは、退院前に聞いておくと安心なケアのポイントがあります。

産後の入院期間は、一般的に5〜7日ほど。この短い期間で、赤ちゃんとの生活が本格的に始まり、退院後には“リアルな育児”がすぐにやってきます。だからこそ、退院前にしっかり確認しておきたいことがあります。それは、赤ちゃんのお世話の基本と、ママ自身の体調管理についてです。

● 赤ちゃんのお世話でよくある質問

  • おむつの替え方、赤ちゃんのうんちの色って?

  • 授乳の間隔や、母乳・ミルクの量はどれくらい?

  • 赤ちゃんの泣き方に意味はあるの?

  • へその緒がまだついてるけど、お風呂はどうする?

こうした疑問は、育児書やSNSよりも、今目の前にいる助産師に直接聞くのが一番安心です。小さな不安の種は、退院前にひとつずつ摘み取っておきましょう。

 

● ママ自身の体のことも大切に

  • 悪露(おろ)はどのくらい続くのか

  • 会陰や帝王切開の傷のケア方法

  • 授乳中の胸の張りや痛みへの対処

  • 気持ちの浮き沈みや涙もろさについて

「ママだから頑張らなきゃ」と無理をするより、まずは自分自身の体と心の声に耳を傾けてください。退院後に不安や痛みが続く場合は、病院や地域の産後ケアサービスを迷わず利用して大丈夫です。

 

● 助産師からひとこと

私が退院前のママたちに必ず伝えているのは、「ひとりで全部がんばらないでいいよ」ということ。育児は、スタートした瞬間から完璧にこなすものではありません。“少しずつ慣れていくもの”です。退院までの数日間は、赤ちゃんと一緒に過ごしながら、周りに頼る練習をしていきましょう。わからないことは、聞いていい。迷ったら、立ち止まっていい。

その心の準備こそが、退院後の育児を安心してスタートする力になります。まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

  • 退院後に慌てないための準備リスト【助産師がアドバイス】

助産師撮影のニューボーンフォトかわいい赤ちゃんの足

少しの準備で、心がふっと軽くなる。

産院を出たその瞬間から、赤ちゃんとの本当の暮らしが始まります。

初めての育児は“わからないことの連続”ですが、あらかじめ準備しておけることもたくさんあります。

ここでは、赤ちゃんとママが安心して自宅で過ごすための「モノ・コト・気持ち」の準備についてご紹介します。

 


● 自宅で必要な赤ちゃんグッズ

おむつ・おしりふき

ガーゼ・哺乳瓶・粉ミルク(必要な場合)

授乳クッション・母乳パッド(必要な場合)

ベビー布団や必要に応じて ベビーベッド

ベビーソープ・保湿剤 など

赤ちゃんによって必要なアイテムは微妙に違いますが、「足りないより、足しながら揃えていく」気持ちで大丈夫です。

産後のママは買い物に出るのもひと苦労なので、あらかじめネットショップのお気に入り登録をしておくのもおすすめです。

柏市、流山市などの都市部では、アカチャンホンポなどの大型育児ショップがあり、赤ちゃんグッズを一通り揃えることができます。野田市や境町、つくばみらい市では、ドラッグストアなどでおむつやおしりふき、ガーゼ・哺乳瓶・粉ミルク、母乳パッド、ベビーソープ・保湿剤など基本的なアイテムが手に入ります。これらのグッズは、あらかじめチェックリストを作り、近隣の店舗やオンラインショップを活用して準備しておくと安心です。


● ママ自身のケア用品

産褥ショーツ・ナプキン(悪露用)

母乳パッド・乳頭ケアクリーム(必要に応じて)

水分補給の飲み物や、簡単に食べられる軽食

楽に着られる授乳対応の服

パートナーに「今の体調」を伝えるメモなど

ママの体は、まだしっかり回復していない状態です。

まずは“赤ちゃんのお世話をしながら、自分も大切にできる環境”を整えていきましょう。

【授乳服のおすすめ:パーカータイプ】

退院後すぐに始まる授乳生活。専用の授乳服でなくても、前ファスナーで開け閉めできるパーカーや羽織ものはとても便利です。特に寒い季節や、赤ちゃんの抱っこが頻繁な時期には、サッと開け閉めできて体温調整しやすいのも嬉しいポイント。実際に私自身もママとして経験し、「あってよかった」と思えるアイテムのひとつです。

“ママ目線+助産師の目線”で選んだおすすめ、ぜひ取り入れてみてくださいね。

柏市や流山市では、産後ママのケア用品が揃う店舗が豊富です。一方、野田市や境町、つくばみらい市では、ドラッグストアでも産後のケア用品が手に入り、便利です。産後の体調をサポートするアイテムも、地元で購入できるので、手に入りやすい場所を把握しておくと安心です。

● 産後のサポート・相談先を知っておく

産院の退院後フォローや母乳外来

地域の保健センターの保健師・助産師訪問

家事育児サポート(ファミサポ、民間サービスなど)

パパ・家族への役割シェアの相談

赤ちゃんのお世話は、ひとりでするものではありません。

誰に頼っていいか、どこに相談していいかを知っておくことが、産後の孤立を防ぐ第一歩になります。

柏市や流山市では、産後のサポートが充実しており、母乳外来や産後ケアセンターも多くあります。野田市やつくばみらい市、境町では、地域の保健センターがしっかりサポートしてくれるので、退院後も気軽に相談できます。家事育児サポートのサービスも近隣エリアで利用可能なので、必要に応じて活用しましょう。


● そして大切なのは「気持ちの準備」

退院して家に帰ると、「やっと我が家に赤ちゃんが来た!」という喜びと同時に、

不安や疲れがどっと押し寄せることもあります。

そんなときのために、

パートナーと“夜中の授乳対応どうする?”を話しておく

家族に「今は心身ともにとても敏感な時期」だと伝えておく

「つらくなったらこの人に話そう」と思える人を一人、決めておく

 

こうした“心の準備”も、安心して子育てを始める大きな助けになります。

つくばみらい市や境町、柏市、流山市、野田市では、地域ごとに育児のサポート体制が整っています。パートナーや家族とのコミュニケーションを深めつつ、地域の助産師や保健師に相談できる体制を作りましょう。

  •  産後ママの心と体のケア【助産師がアドバイス】

 赤ちゃんと会えた喜びに包まれながらも、ふとした瞬間に涙が出たり、理由もなく気持ちが沈んだり…。 

産後のママたちは、想像以上にデリケートな心と体の状態にあります。

それは、あなたが弱いからではありません。

大きなホルモンの変化と、生活の激変が重なって起こる、ごく自然なことなんです。

 


● 「マタニティブルー」と「産後うつ」は違うの?

産後すぐに起こる情緒不安定は、マタニティブルーと呼ばれ、約8割のママが経験するといわれています。

これは一時的なもので、数日から1週間ほどで落ち着くことがほとんどです。

でも、次のような症状が2週間以上続く場合は、**「産後うつ」**の可能性もあります。

眠れない、食欲がない

赤ちゃんがかわいいと思えない

涙が止まらない、不安や罪悪感が強い

何もする気が起きない、誰にも会いたくない

もし思い当たることがあれば、どうかひとりで抱えこまないでください。

助産師・保健師・心療内科など、話せる場所は必ずあります。

 


● ママの「体の回復」にも個人差があります

出産は、心も体もフルに使う大仕事。

でも、退院してすぐに“日常”が始まるので、ママ自身の体の回復がおろそかになりがちです。

まだお腹が張る

会陰や傷が痛む

授乳で肩や腰がつらい

尿もれ・便秘が気になる

どれも、よくあること。だけど放っておいていいものではありません。

つらいときは医療機関に相談を、そして家族にも遠慮なく伝えてくださいね。

 


● 助産師からママへ、伝えたいこと

産後のママにいちばん必要なのは、

「がんばらなくても大丈夫だよ」と、そっと言ってくれる人の存在です。

私は助産師として、ママたちがその言葉を聞いてほっと涙を流す瞬間を、何度も見てきました。

泣いてもいいし、弱音を吐いてもいい。

あなたは、赤ちゃんにとって世界でたった一人の、かけがえのない存在です。

“完璧じゃないからこそ、ちゃんと育てていける”

――そう信じて、今のあなたのままでいてくださいね。

 


 

ありがとうございます。

ここまで読んでくださった方に、やさしく寄り添いながら自然に心を動かせるよう、

ラストのセクションとなる**第5章「特別な時間を写真に残すということ」**をお届けします。 

「あなたの今を、やさしく記録しませんか?」

 

  • 特別な時間を写真に残すということ

赤ちゃんの足

お家で気取らずに

退院して間もない日々。

赤ちゃんはまだふにゃふにゃで、抱っこするのにもドキドキして、ママ自身も、まだ本調子じゃない。

それでも、そんな日々こそが、人生でいちばん尊く、愛おしい時間なのだと思います。

 


 

● いましか撮れない、赤ちゃんの姿

生まれてから1〜2週間の赤ちゃんは、

まさに“新しい命”そのもの。

くしゃっとした手足

うっすら皮がむけた小さな指

まばたきの仕草や、口を「むにゃ」と動かす顔

どれもほんの一瞬で変わってしまいます。

だからこそ、「この時期に写真を撮っておけばよかった」という声が本当に多いのです。

 


 

● 助産師だからこそ見守れる、安心の撮影

私は現役の助産師として、赤ちゃんとママの気持ちを何より大切にしながら、出張撮影を行っています。

赤ちゃんの様子を見ながら、無理なく進める

授乳やおむつ替えのタイミングにも配慮

ママの体調にも気を配り、必要があればサポートも

“記念撮影”というよりも、

家族にとっての小さなドキュメンタリーのような時間になるよう、心を込めてお撮りします。

 


 

● 「自然なままのあなたと赤ちゃん」がいちばん美しい

カメラの前で笑ったり、ポーズをとったりしなくて大丈夫。

赤ちゃんを抱っこして見つめるママの横顔や、

パパの大きな手の中で眠る赤ちゃんの姿――。

作り込まないからこそ、本当の愛情が写る。

それが、私の届けたい“ナチュラル・ニューボーンフォト”です。

 


 

● 柏市・流山市・野田市・春日部市・つくばみらい市など出張対応中

赤ちゃんのいるご家庭に、私が直接伺います。

おうちの中や、光の差し込む場所で、ゆっくり撮影ができますので、体への負担も最小限。

ごきょうだいやペットと一緒の撮影も可能です。

もちろん、ママだけでのご依頼も大歓迎です。

 


 

● 最後に

育児のスタートは、誰にとっても“正解のない旅”のようなもの。

だからこそ、「あなたの歩み」を写真に残すことには、大きな意味があります。

写真を見返すたびに、

“こんなに小さかったんだね”

“よく頑張ってたな、わたし”

そう思える、優しい記録を一緒に残しませんか?

 


\お気軽にお問い合わせください/

現役助産師によるニューボーンフォト出張撮影サービス

柏市、流山市・野田市・春日部市・つくばみらい市・境町エリアも対応中

撮影のご相談・ご予約は[公式LINE][Instagram]または[ホームページお問い合わせ]から。 

 

産前産後のお役立ち情報は『助産師フォトこねこ』にお任せ下さい

助産師が撮影した赤ちゃんのおへそ

赤ちゃんのことも相談していただけます

助産師が伝えたい、退院前に知っておきたい5つの大切なこと』はお役に立ちましたでしょうか。

『助産師フォトこねこ』は産科の現場で勤務する現役助産師が代表をつとめています。ママや赤ちゃんの快適な生活のために日々アンテナを張って、皆さんに役立つ情報を発信していきます。

産前産後で気になることがあればお気軽に

現役助産師ニューボーンフォト出張撮影

わからないことや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

産科の現場で勤務している助産師だからこそ、疑問にお答えできます。

『助産師フォトこねこ』は現役助産師ニューボーンフォト出張撮影だけでなく、ベビーケアやママケアもご提供しております。

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