初めての出産を迎えるママ・パパ、そしておじいちゃんおばあちゃんへ。現役助産師が、産後退院までに知っておくべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 産後入院生活の流れと心構え
出産直後のママの体は大きなダメージを受けています。産後入院中は、授乳や赤ちゃんの健康チェック、ママ自身の体調管理など、やることが多くあります。この期間は、赤ちゃんとの生活リズムに慣れるための“リハーサル期間”でもあります。不安なことがあれば、遠慮せず助産師や病院スタッフに質問しましょう。
2. 退院前に確認しておきたい育児の基本
退院前に、赤ちゃんのお世話の基本を確認しておくことが大切です。おむつの替え方、授乳の間隔、赤ちゃんの泣き方の意味など、疑問に思うことは助産師に直接聞いてみましょう。
3. ママ自身の体調管理とケア
産後の体調管理は非常に重要です。悪露の経過や会陰・帝王切開の傷のケア、授乳中の胸の張りや痛みへの対処など、体調に不安があれば、遠慮せず相談しましょう。また、気持ちの浮き沈みや涙もろさなど、心のケアも大切です。必要であれば、専門家への相談を検討しましょう。
4. 退院後に慌てないための準備リスト
退院後、赤ちゃんとママが安心して自宅で過ごすための準備が必要です。赤ちゃんグッズ(おむつ、おしりふき、哺乳瓶、粉ミルクなど)、ママのケア用品(産褥ショーツ、母乳パッド、授乳服など)を事前に準備しておくと安心です。また、地域の育児サポートサービスや相談先も把握しておくと良いでしょう。
5. 特別な時間を写真に残すことの大切さ
赤ちゃんとの初めての時間は、あっという間に過ぎてしまいます。その瞬間を写真に残すことで、後から振り返ったときに、育児の思い出や自分自身の成長を感じることができます。ニューボーンフォトやお宮参りの出張撮影サービスを利用して、大切な瞬間を形に残しましょう。
地域のサポート情報(港区・東京23区・一都三県)
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産後ケアサービス:各自治体で産後ケアサービスが提供されています。港区や東京23区では、母乳外来や産後ケアセンターが充実しています。地域の保健センターや助産師訪問など、サポート体制を確認しておきましょう。
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育児サポートサービス:ファミリー・サポート・センターや民間の家事育児サポートサービスが利用可能です。必要に応じて、これらのサービスを活用して、育児の負担を軽減しましょう。
まとめ
産後の生活は、未知の世界で不安が多いかもしれません。しかし、助産師や病院スタッフ、地域のサポートを上手に活用することで、安心して育児をスタートすることができます。わからないことや不安なことがあれば、遠慮せずに相談しましょう。一歩ずつ、赤ちゃんとの大切な時間を楽しんでくださいね。
このコンテンツは、港区・東京23区・一都三県のプレママ・プレパパ、そして祖父母世代の方々に向けて作成されました。地域のサポート情報やサービスを活用し、安心して育児をスタートしてください。